マリア・シュヴァルボヴァ 写真展
Kyoto Graphie +
9 月 18 日 (金) - 10 月 18 日 (日)
Maria Svarbova - マリア・シュヴァルボヴァ
1988年生まれのスロバキア人アーティスト、マリア・シュヴァルボヴァは、作品の鮮やかな色彩と幻想的なスタイルで広く知られている。2010年に写真家としてのキャリアをスタートさせてから、黄金比や水平対称の構図を含むユニークな作品を世に送り出してきた。彼女のジャンルは特に空間、色彩、雰囲気において、強い個性と実験的な要素がみられる。
Lost in the Valley
2019年に1月に作成された「Lost in the Valley」は、マリア・シュヴァルボヴァのアメリカ合衆国において、自然(厳密に言えば砂漠ではあるが)の中で撮影された最初のプロジェクトである。カリフォルニア州のデスバレーの地表には植物が一切生えておらず、まっさらで広々としている。つまり、ミニマリズムを愛するシュヴァルボヴァを「自分のやりたいように好きなようにしよう」と思わせるにはまたとない場所である。
砂漠と圧巻の山々の間の微妙なコントラストが、作品の背景に巧妙に捉えられている。